導入して2週間後には､
全店舗導入を決定していました

お店の特徴を教えてください

「ここにグッドがあって良かった」をコンセプトに出店をしています｡お客様やエリアからは「グットがあって良かった」､スタッフからは「グッドにいて良かった」､そして「みんな出逢えて良かった」という三本柱でやっています｡

創業して何年くらいになりますか？

今期で26期目になります｡元々はお米とプロパンガスを扱っていましたが､ちょうどお米が不作でタイ米とかを入れてた時期で､プロパンガスも下火になってきて､もう一本の柱ということでクリーニングの受付から始めたのがきっかけです｡今では優秀なスタッフのおかげで､35店舗まで広げて社員・パートさん入れて220人在籍しています｡

営業上のポイントとかはございますか？

納期と品質と接客が一番のポイントです｡納期はこの業種では守っていかなければいけないお約束｡午前中受付の夕方お渡しもやってますし､今日受けて明日お渡しもありますし､いろんな加工をすると1週間ないし10日いただくこともあります｡いずれにしろ納期は守らなければいけない｡
品質もご納得いただけるようキープしています｡

接客ではどのような工夫をされてますか？

全店舗でネットワークカメラを設置して､接客チェックをしています｡お客様に対してお辞儀がしっかりできているか､
セールストークもきちんとなされているかなど､そういうところを確認して社員・パートさんに対して評価をしています｡

キャッシュレス決済やJMSを導入した経緯を教えてください

キャッシュレス・消費者還元制度が導入にあたっての一番のきっかけです｡うちのレジはクラウド化されているのですが､そのレジと連動しなければならないというのが条件でした｡連動できる端末をJMSさんが出しているという情報をPOSレジ業者さんからお聞きし､そこでJMSさんに決めました｡

キャッシュレス決済を導入してみていかがでした？

キャッシュレス決済には抵抗する気持ちの方が強かったんです｡それまでは手数料が利益から引かれるという概念でしかなかった｡けれども実際導入して思ったのは､お客様が財布の中身を気にしなくて良くなったし､うちの販売方法にものすごく合っているということ｡今では「手数料分くらいは売り上げが上がるよね」という感覚です｡

販売方法が合っているというのはどういうことでしょうか？

クリーニング店というのは利用金額が100円とか1,000円前後なので､現金決済が根付いていたという部分があると思うんです｡けれどうちの場合は競合他社に比べて､提案型の接客をしているので同じ1,000円の商品を売るにしても､そこに付加価値をつけてお客様に提案する｡そうすると自然と単価は上がってくるので､財布の中身を気にしなくて良いキャッシュレス決済を利用されることになるわけです｡

お客様からの反応も良かったということですね

JMSを導入した時も「キャッシュレス決済始めます」とか宣伝してないわけですよ｡ただ店頭に端末とシールを置いているだけでした｡ただそれだけでも1日数十万の決済が行われていく｡これなんかはやはりお客様が望まれていたことなんですよね｡告知をしなくても利用されているというのは需要があったんだなと思います｡

今現在､キャッシュレス決済に対する印象はどうですか？

最初は全店舗のうち3分の1に導入して､2､3ヶ月様子を見なければと思っていました｡手数料のこともありますし､どの程度の利用頻度なのかデータを見ないと決断できない｡
でも､最初の2､3週間でお客様が求めていたということを実感できて､すぐに残り3分の2の店舗に導入するという決断に至りました｡その決断がすべてではないですかね｡